2018.02.09
みなさま こんにちは♪
みなさまは施工例をご覧になったことはございますか?
お施主様邸を見学されたり、建築会社の冊子でご覧になられたり、ネットで検索されたり。
様々な方法で、実際にどのような家が建てられているのかを知る機会があるかと思います。
では、何を基準に施工例をご覧になられていますか?
デザイン コスト 坪数 生活スタイル等
参考にしたいポイントがあるかと思います。
そこで、施工例をご覧になる注意点をご紹介いたします。
みなさまの家づくりの参考になさっていただけたら嬉しいです。
デザイン
建築会社によって得意とするデザインのスタイルは違います。
会社ごとの施工例を見てみると、外観・内観ともに雰囲気が共通するつくりが多いことに気づかれるのではないでしょうか。
その会社で建てると、こういったイメージの家が建つという判断材料にはなりますね。
ただ、規格型住宅である場合、要望の細部まで汲み取ることは難しいかもしれません。
もしも間取りや空間にこだわりたいのであれば、オリジナル住宅を建築できる会社をおすすめします。
規格型注文住宅とオリジナル注文住宅についてはこちらを参考にしてください。
コスト
そもそも建築会社によって坪単価は違います。
もっといえば、同じ建築会社で建てても、建てた家ごとに坪単価は違います。
それは、仕様の詳細内容が違うのが一つの理由です。
たとえば、外壁。外壁にも様々な種類があります。サイディングやタイルなど張り合わせて仕上げるものとモルタルや漆喰
などを塗って仕上げるものとがあります。さらに、サイディングでも性能や厚さなどで価格は様々です。同様に、同じ材料を
使った塗り壁でも厚さや職人さんが手塗りするのか吹き付けるのかで価格には差が生じます。
このように、外壁一つをとっても様々な種類があり、家を完成させるために必要なものすべてにおいて種類、価格は様々
なのです。そうした一つ一つを組み合わせたトータルが家の建築費となります。
同じ建築費だから同じ仕様ではないのです。
同じ建築費であっても何にこだわり、どんな仕様で建てたのかを詳しく判断しないと単純にコストだけの情報では比較で
きないものなのです。
坪数
同じ坪数の家の間取りを見ていくと、「広そう」とか「狭そう」とか「使い勝手良さそう」とかいろいろな感想をもたれると思い
ます。それは、おそらくご自身の中にある理想の家のイメージに近いか遠いかで良く感じたり悪く感じたりしてくるものだと
思います。30坪の間取りと35坪の間取りを比較してもそれは同じだと思います。5坪広くなってもご自身の生活スタイル
に合っていなければ30坪の間取りの方が良さそうと感じ、5坪広くなったことで30坪の間取りにはなかった収納スペース
に魅力を感じたら、収納スペースの確保がご自身の要望の上位であることが分かります。
このように、施工例をみた感想からご自身の理想の家のイメージを明確にしていくことは可能です。
ただし、注意も必要です。
特に写真でみる施工例は、より魅力的に見えるよう撮影しています。写真でみたら広そうに感じたから同じような間取りで
家を建てたのに暮らしてみたら狭く感じた。。。では残念です。広さの感覚は帖数では決まりません。帖数だけで広さを
確保しても、家具を置き、実際に人が生活を始めるとなかなか広さは感じにくいものです。視線の抜け方など空間の演出
により広く感じさせる手法を取り入れる必要があります。間取り図や坪数などの数字だけを鵜呑みにしないことが求められ
ます。
生活スタイル
子育て・家事動線・二世帯・夫婦ふたり・平屋などなど
キーワードに関連した施工例をみる機会もあると思います。
けれど、あなたが良いと思う家でないと意味がありません。
あくまでキーワードは参考程度にとどめておきましょう。
なぜなら、子供をどのように育てたいかはご家族によって違います。
自主性を重んじて、しっかり部屋を割り与えたいというご家族もいれば、常に見守れる空間が欲しいというご家族もいらっ
しゃいます。どちらもお子様を大事に思われ、どちらの間取りも“子育て”というキーワードでまとめられてしまうのです。
同様に、二世帯をご要望だとしても、どこまで共有スペースを設けるのかでまったく違う間取りになります。
また、家事動線というキーワードであっても、実際にその家で暮らす奥様が使いやすいと思える間取りでなければ家事
動線の悪い間取りにもなってしまいます。
まずは、ご家族の生活スタイルからどういう暮らし方がしたいのかをしっかり考えましょう。
せっかく注文住宅で家を建てるのならば、ご家族が無理なく(ストレスなく)快適に過ごせる家で、こんな風に暮らしていき
たいという未来を創造し、間取りに反映させていきましょう。
間取り図は、ご家族の暮らしを描くものです。そこで暮らすご家族の生活スタイルに適ったものでなければなりません。
施工例は、他のご家族が暮らしていらっしゃる家です。その間取り図にご自身のご家族を当てはめても、きっと窮屈な暮ら
し方になると思います。
ご家族の理想の暮らし方がイメージできたら、是非プランを設計してもらいましょう。
ご自身の家として実際にプランを手にすると、より具体的にイメージが固まっていくと思います。
また、どうしてもご家族のご要望がまとまらないときも素直に相談してみると前に進むためのアドバイスをもらえると
思います。要望もまとまらないし、意見のぶつかり合いで険悪なムードになってしまうからと投げ出してしまっては
時間が解決するものでもありません。それをズバッと解決まではいかなくても、どこまで親身になり一緒に前に進もう
としてくれるかで建築会社の選考基準になるのではないでしょうか。
どんなに施工例は素敵でも、一生に一度の家を任せられる会社なのかを判断するには、一度は担当者と直接会って
おくことも必要です。会社選びという点でも、プランをつくってもらうことをおすすめします。
ただし、プラン作成が有料となる会社もありますので、その点はご確認ください。
また、プラン作成は無料でも、その後1、2回の打合せで契約を迫る会社もありますが、スケジュールは会社都合の場
合が多いです。ご納得されたうえで契約することが大前提です。建築会社のために家を建てるのではなく、ご家族の
ために家を建てるという当たり前のことをお忘れなく、その後のスケジュールを歩まれてくださいね。
Home design 陽でも、プラン作成を承っております。
プランが確定するまでは無料にて作成、修正いたします。打合せ回数も制限はございません。
大変お得なモデルハウス仕様のプランもございます。
お気軽にお問い合わせくださいませ♪
いかがでしたか?
家づくりは、多くの方が初めて経験するものです。
何から始めたらいいのか分からないのは当たり前のことです。
いざ動き出してみると、今度は様々な情報がありすぎて、何が本当の事で、何が一番いいことなのか判断のつかない
状況に陥って疲れ果ててしまったりもするのではないでしょうか。
私たちHome Design 陽では、みなさまのマイホーム取得を応援しております。
今回も、その思いで施工例の見方をご紹介いたしました。
ほかにも、知りたいこと、気になっていることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ♪
みなさまが笑顔でマイホームでの暮らしが始まりますよう応援させていただきます!