2018.01.15
みなさま こんにちは♪
Home Design 陽、今回は注文住宅の間取りについて考えてみたいと思います。
家を建てよう!と考えた時、多くの方が間取りを気にされると思います。
でも、初めての事で分からない事もたくさんあるかと思います。
どんな間取りがあるんだろう?
リビングの広さってどのくらいなのかな?
ネットで検索してみたり、チラシを見てみたり、住宅展示場へ出かけたり。
いろいろな情報を求めているのではないでしょうか?
調べれば調べるほど、夢や憧れは膨らみ、同時に失敗したくない思いも強くなるかもしれません。
そこで、みなさまのお役に立てるよう、まずは注文住宅 プランの基本的なお話から始めたいと思います。
『注文住宅』 って何?
簡単に答えるなら、「こういう家を建ててください」と注文して建てる家ですね。
こういう家・・・間取りがこうで、構造がこうで、設備がこうで、、、と、すべてお客様が指定して注文する家です。
でも、家を建てるには専門的な知識が不可欠です。
そこで、ある程度、建築会社がこういう構造で、こんな設備で家を建てられますよ~と決めているのが『仕様』と呼ばれるもの
です。標準仕様やオプション仕様があります。建築会社によって仕様も違いますから、坪単価にも違いが出ます。
そして、間取りについてもプラン集の中からお好みのプランを選ぶ規格化された注文住宅があります。
え??注文住宅って設計士さんが1邸1邸設計してくれるんじゃないの?
もちろん、設計士がお客様のご要望を聞いて1邸1邸設計する注文住宅もあります。
つまり、注文住宅には規格化された注文住宅(プラン集から選ぶ)とオリジナルの注文住宅(1邸1邸設計する)の2種類が
あるのです。規格型注文住宅は大手住宅メーカーに多く、オリジナル注文住宅は地元の工務店が主流です。
規格型注文住宅のメリット・デメリット
プラン集は万人受けするものがつくられています。それが「広いリビング」「家事動線がいい」「子育てしやすい」等のキー
ワードによりお客様も選びやすくなっています。ですが、お客様の生活スタイルや要望をお聞きして設計したわけではない
ので、お客様にとって家事動線が悪かったら「家事動線がいい」プランではないということになります。たとえば、お風呂・
洗面・キッチンが近くにまとまっている方が家事がラクだと言われますが、洗濯物を干す場所もポイントです。2階のベランダ
に干したいのに1階の洗面所と階段が遠かったら重たい洗濯物を抱えてその分歩かないといけなくなります。ご家族の生活
スタイルに合うものを選べるかが失敗しないために必要となります。
オリジナル注文住宅のメリット・デメリット
ご家族のご要望をもとに1邸1邸設計していくので、ご家族の生活スタイルはもちろん、お手持ちの家具の大きさや配置の
仕方までプランに反映できるので実際に家具を置いたら狭かった等の失敗も少なくなります。細かい要望にも柔軟に対応
可能なうえコストパフォーマンスも高いと言われています。ただ、プラン集から選べばいい手軽さと比べるとプラン確定まで
の打合せは時間を要します。
一般的な住宅では、広さは帖数をとっても天井・壁・床を囲むと広さを感じにくくなります。その中に家具を配置し、家族が
暮らせばさらに狭く感じてしまいがちです。空間によっては広すぎても使い勝手が悪くなるところもあります。必要なところに
最適な広さを確保して、あとは視界の抜け方等で広さを演出していくのがベストな方法といえます。
たとえば、リビング。大切なのはリビングに何帖必要か?ではないのです。
リビングという1つのスペースでどんな風に過ごしたいか?です。
それぞれが全く別の事をしながらでもいいから同じ空間で家族を感じていたい!
子供が大きくなっても家族が集まってくるリビングがいい!
帖数はあくまで目安です。ご家族の暮らし方の中で広さを感じることができたら、たとえ10帖のリビングでもゆとりある空間
となるはずです。
いかがでしたか?
せっかくの注文住宅です。建売住宅では既にある家に家族が生活を合わせなければならないところもありますが、
ご家族が安心して快適に暮らせるよう、ご家族のライフスタイルに合う家をつくっていきましょう。
Home Design 陽ではご家族の住まい方、暮らし方にスポットを当てて未来を一緒に創造しながら1邸1邸設計いたして
おります。経験から得た知識や情報をお客様と共有し、みなさまの家づくりを応援させていただいております。
家づくりに際して、ちょっとでも気になることがありましたらご相談ください。匿名でも相談可能です!
では、また次回をお楽しみに♪