2018.01.16
みなさま こんにちは♪
昨日は太陽光設置工事をご契約いただきました。
K様ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
Home Design 陽では新築、リフォームはもちろん、おうちの事でしたらどんな事でも承っております。
お気軽にご相談くださいませ♪
近年、住宅業界においても省エネ・創エネ、さらに蓄エネが注目され、各種補助金によって国や自治体も新築・リフォーム
の推進を図っています。この機会に、もう少し詳しくみておきましょう。
近年、地球温暖化のニュースが取り上げられ、温暖化の原因の一つとされる二酸化炭素の排出量の増加が問題とされて
きました。頭では分かっていた環境問題ですが、私たちの生活レベルでどう改善したらよいのか・・・なかなか対策に取り
組むのは難しかったのではないでしょうか。
しかし、東日本大震災によって電力不足が私たちの生活に大きな影響を与えたことで、省エネへの意識も加速したように
感じます。少しでも電力を抑えられる商品もPRされてきました。
そうです。地球温暖化の問題と電力つまりエネルギー対策の問題は、二酸化炭素を減らすという同じ課題への取り組みが
必要とされているのです。
具体的な数値でみてみましょう。グラフは全国地球温暖化防止活動推進センターからの引用です。2015年度、日本にお
ける二酸化炭素排出量約12億2700万トンのうち15%が家庭から排出されています。家庭からの二酸化炭素排出量の約
半分が電気からとなっており、冷暖房や給湯、照明・家電製品などから多く排出されています。
このような現状から、家庭から排出される二酸化炭素を減らす対策が必要とされ、住宅の省エネ性能が求められるようになり
ました。それが省エネ住宅と呼ばれるもので、毎日の生活で使用される冷暖房や給湯、家電製品などによって消費され
るエネルギーを少なくするように設計された住宅のことです。具体的には、壁や床、天井に断熱性の高い断熱材を入れ、
家全体の気密性を高めることによって、冷暖房した室内の空気が外に逃げないようにしたり、熱効率の高い給湯器を使
うことによって、消費エネルギーを減らせる住宅です。
また、太陽光発電などによって二酸化炭素の排出のないクリーンなエネルギーを創り出すことも注目されています。
ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)という言葉をご存知の方もいらっしゃると思います。消費するエネルギーと創り出すエネ
ルギーの収支がゼロあるいは創り出すエネルギーの方が多い住宅のことで、2030年までに新築住宅の標準にする取り
組みが行われています。
そして、さらに太陽光発電によって創り出した電気を蓄えておける蓄電池にも関心が高まってきています。
国・地方自治体においても新築、リフォームに各種補助金を設けて住宅の省エネ・創エネ・蓄エネの推進が図られてい
ます。
最近、ニュースでも取り上げられるようになってきましたが、寒い家で過ごした場合の健康被害についての研究結果が
注目を集めています。Home Design 陽の1月のおたより“住む人も住む家も健康に♪”の中でもご紹介しましたが、室温
18℃未満の家に住む人は18℃以上の家に住む人より高血圧リスクが6.7倍、関節症リスクが3.8倍という研究データ
があります。また、室温が1.7℃高くなると住人の活動量には1日約1400歩に相当する差が生じ、健康寿命も4歳延伸!
高血圧・脳卒中などの発病リスクも低下したという報告もなされています。
これは日本の家の9割以上が現在の省エネ基準の断熱性能に達していないという住宅事情を背景にしたものです。基準
に達していないどころか、日本の家の約40%が無断熱住宅であることも事実です。これらの住宅では非常に多くのエネル
ギーが消費させています。つまり、冷暖房をつけていても家の中の空気が家の外に逃げてしまい家の中で冷暖房の効果
が得られていないのです。日本の家は夏暑く、冬寒いのが当たり前と思われているのは断熱性能による結果なのです。
そこで、先ほどもお話しましたが、補助金によっても既存住宅の断熱性能を高めるリフォームの推進が図られています。
断熱リフォームによって、既存住宅も省エネ化されることで二酸化炭素の排出量が減少され、さらに家の室内温度が上がる
ことで住む人に健康をもたらすことにもなるのです。
いかがでしたか?
省エネ・創エネ・蓄エネというエネルギーの話、私たちに関係のある事なのだろうけれど、いまいち関係のないような・・・と
思われていた方も、実は私たちに大きく関係する話であることを知っていただけたのではないでしょうか。
『家』は私たちが暮らす場所です。私たち家族を守ってくれる『家』です。
大事な『家』のことを相談できるお店としてHome Design 陽はいつでもみなさまをお待ちしております♪