2018.04.17
みなさま こんにちは♪
今回のお話は 『リフォームと建て替え』 についてです。
先日ご来店されたお客様もこんなお話をされていらっしゃいました。
「親も高齢になったし同居を考えているのだけれど、親が住んでいる家をリフォームしようか建て替えようかで悩んでいる。
建て替えとなると大掛かりな工事になるし、かといってリフォームだけで済ませて満足いく状態になるのかも不安がある。
どちらにしろ、今のままでは築年数も経過しているし、何かしらは手を加えないといけないことは分かるのだけど、
一体何をどうしたらいいのか???」
同じような悩みや考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。
また、お子様が独立しご夫婦だけの暮らしになり、広すぎる家が不便になったり、
築年数が経過して所々の傷みが気になったり、
老後への備えを検討する中でもリフォームか建て替えかを悩まれる方もいらっしゃいます。
では、リフォームがいいのか、建て替えがいいのか、一緒に考えてみましょう。
リフォームは、築年数が経過する中で劣化したところを新築時の状態に戻す、キレイに仕上るというイメージです。
もしも今のお住まいがキレイになればいい!とお考えならばリフォームから考えましょう。
古くなったキッチンを新しくしたい♪ のなら、キッチンをリフォーム! ですね。
お風呂、洗面化粧台、トイレなどの設備も同じです。
また、和室を洋室に変えたり、壁紙を貼り替えるだけでもお部屋のイメージは変わります。
外観についても、外壁や屋根の塗装を行うとキレイになります。
しかし、築年数が経過する中でシロアリの被害にあっていたり、雨漏りなどが起きていたり、地震などで蓄積されたダメージ
がある場合、それらをしっかり補強しなければこれから先も安心した生活は保障されません。
そうした場合、補強のための費用が追加となります。
補強をしながらリフォームを行っていくことも望ましいのですが、リフォーム箇所が多かったり、補強に費用がかかりすぎてしまったり、
補強を行ったとしても費用に見合うだけの効果が望めない場合などは建て替えの検討も必要となります。
建て替えには、時間も費用もかかりますが、すべてが新しくなります。そして、耐震や断熱などの性能も高まります。
安心して快適に生活していくことができます。
しかし、建て替えとなると、解体費用も必要となります。
また、建て替えでは注意も必要で、今の家を壊して再び家を建てるときには再建築ができない、あるいは一定の条件がつく場合もあるのです。
再建築ができない場合の多くが、道路に2m以上接していない土地です。
建て替えを検討される場合には、再建築が可能かどうかの確認をしましょう。
建築屋さんやハウスメーカーでも確認はできますが、場所を知られたり営業されるかもしれない不安がある方は市役所で調べてみましょう。
もしも再建築ができない土地であった場合には、新たに土地を探し購入しなければなりません。
このように、リフォームにしても建て替えにしても予算との調整が必要となります。
まずは、今回の工事でどこまでを望んでいるのか、ご家族のご要望をまとめてみましょう。
設備が新しくなればいいのであればリフォーム。
新築レベルに性能も高めたいのであれば建て替え。
リフォームに追加して補強も行った場合、建て替え時の費用と比べてどうか。
どこをリフォームするのか。
あるいは、予算が明確な場合には、その予算内でどこまで出来るのかも判断のポイントになり得ます。
リノベーションとは、既存の建物の性能や価値も高めていく工事です。
リフォームのようにその場所だけをキレイに仕上るのではなくて、建物全体の価値を高め快適な空間に仕上ていきます。
構造体の状態まで一度解体するため大掛かりな工事にはなりますが、間取りの変更なども可能なので、リビングを広くしたり、
独立していたキッチンをLDKとつなげたり、寝室に近い場所にトイレを配置したりなど、これからの生活スタイルに合わせることができます。
また、耐震診断によって既存の住宅の耐震性能を高めることも可能です。耐震診断や耐震改修工事については、自治体の補助金制度も確認してみましょう。
このように、既存の住宅を新築あるいはそれ以上に性能、価値を高めるリノベーションは、中古物件の活用としても注目されています。
Home Design 陽 の店舗もリノベーション物件です。
こちらは2店舗をつなげて一つの広い空間に仕上ました。
ご興味のある方は是非お店にもお越しくださいませ。
空間のつくりを実際に感じていただけます。
リフォームも、建て替えも、リノベーションも、
それらはご家族のみなさまが快適に暮らしていくための一つの手段です。
まずは、どんなご要望で、何を叶えたいのかを明確にしましょう。
そして、リノベーションという選択肢を設けることで、既存の住宅を活用しながら、既存の間取りなどに生活を縛られることもなく
新たに空間を生み出すことも可能となります。
これからどんな風に暮らして生きたいのかを想像してみてください。
わたしたちはそれをカタチにするお手伝いをさせていただいております。
『こんな風に暮らして生きたい』
その想いを是非私たちにお聞かせください。
これからの生活を一緒に描いていきましょう!