2018.02.09
みなさま こんにちは♪
先日、埼玉県庁のfacebookでも注意喚起されていましたが、振り込め詐欺が増えているそうです。
今年に入ってからの県内の振り込め詐欺被害の認知件数は93件(1月末の速報値)となっており、
前年同期に比べて39件も増加しているそうです。平成23年以降最多となっています。
こちらにもだましの手口をご紹介しておきますので、被害にあわないよう対策を心がけましょう。
オレオレ詐欺
①公的機関の職員や銀行員を装う犯人から電話や訪問
・キャッシャカードの不具合で還付金の手続きができない
・あなたの口座が振り込め詐欺で利用されている
・警察の依頼でキャッシュカードを受け取りにきました
・暗証番号を変更するので現在の暗証番号を教えてください
公的機関の職員や銀行員等が暗証番号を聞くことは絶対にありません!
キャッシュカードの引出限度額を引き下げておくことも有効です。
②息子や孫を装う犯人から電話
・取引先に渡す小切手が入った鞄を電車に置き忘れた!会社にバレないうちにお金を用意しないとクビになる!
・女性を妊娠させてしまった!慰謝料を払わないと大変なことになる!
・交通事故を起こしてしまった!すぐに示談金を払わないと起訴される!
犯人からの電話を信用させるため上司、駅員、弁護士、警察官など様々な人物が登場します。
お金を振り込ませるのではなく、同僚や上司、バイク便業者が取りに行ったり、○○駅まで持参させたりして、現金や
キャッシュカードを直接受け取る手口も多くなっているそうです。
また、事前に「携帯番号が変わった」と連絡してきて、犯人の番号を登録させ、本人と連絡が取れないようにしてしまう
ケースもあるようです。必ず、元の番号(本人)に電話をして確認をとりましょう。
不安に陥らせ、犯人のペースでストーリーが展開し、冷静に考える余裕を奪われてしまうことで、オレオレ詐欺の手口を
知っている人でもだまされてしまうのです。
還付金等詐欺
市町村、税務署、日本年金機構などの職員などになりすまし、医療費や税金などの還付があると偽って、ATMへ行か
せお金を振り込ませる詐欺。
・還付金について以前通知を発送しましたが、ご返送をいただいていないのでご連絡いたしました
・今日中に手続きをしなければ、期限が切れてしまいます
・手続きをするのでキャッシュカードと携帯電話を持ってATMに行ってください
ATMでお金が返ってくることは絶対にありません!
市町村や税務署の職員などがATMでの操作をお願いすることも絶対にありません!
架空請求詐欺
インターネットの利用料金が未納などと架空の口実で代金をメールやハガキで請求してくる詐欺。
・あなたが利用されている有料情報サイトの未納料金がある
・支払われない場合には、身辺調査後、訴訟手続きに入ります
身に覚えのない請求は詐欺を疑い、少しでもおかしいなと思ったら消費者ホットライン188または警察に相談してください。
融資保証金詐欺
実際には融資しないにも関わらず、融資のダイレクトメールなどを送付し、申込者に対して保証金や手数料等を名目に
現金を振り込ませる詐欺。
・融資の実行のため保証金が必要になります
正規の貸金業者では、保証金や借入金データの抹消手続き料など、いかなる名目であっても融資を前提に現金の振り
込みを要求することはありません!
実在する貸金業者等を装っている場合がありますので、融資を申し込む場合は、電話帳や電話番号案内等で電話番号
を調べて確認してください!
被害にあわない最も有効な対策は、犯人と話をしないこと!
在宅時でも留守番電話設定を活用するなどの対策が有効のようです。
まずは情報を知り、そして落ち着いて冷静な対応を心がけ、少しでも疑いを持ったら警察に相談しましょう。